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09月29日-05号

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  1. 甲斐市議会 2015-09-29
    09月29日-05号


    取得元: 甲斐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-20
    平成27年  9月 定例会(第3回)          平成27年甲斐市議会第3回定例会議事日程(第5号)                  平成27年9月29日(火曜日)午後3時開議      諸報告日程第1 認定第1号 平成26年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件日程第2 認定第2号 平成26年度甲斐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件日程第3 認定第3号 平成26年度甲斐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件日程第4 認定第4号 平成26年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件日程第5 認定第5号 平成26年度甲斐市介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件日程第6 認定第6号 平成26年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第7 認定第7号 平成26年度甲斐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第8 認定第8号 平成26年度甲斐市地域し尿処理施設特別会計歳入歳出決算認定の件日程第9 認定第9号 平成26年度甲斐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第10 認定第10号 平成26年度甲斐市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第11 認定第11号 平成26年度甲斐市合併浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第12 認定第12号 平成26年度甲斐市水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件日程第13 議案第58号 平成27年度甲斐市一般会計補正予算(第3号)日程第14 請願第27-2号 「戦争法案」に反対する意見書提出を求める請願書日程第15 請願第27-3号 「安全保障関連法案」の今国会における慎重な審議を求める請願書日程第16 同意第3号 公平委員会委員の選任の件日程第17 発議第1号 甲斐市議会会議規則の一部改正の件日程第18 議員派遣の件日程第19 委員会の閉会中の継続審査の申し出の件---------------------------------------本日の会議に付した事件日程第1から日程第19まで議事日程に同じ追加日程第1 請願第27-3号の取り下げについて---------------------------------------出席議員(21名)     1番  金丸幸司君      2番  滝川美幸君     3番  五味武彦君      4番  金丸 寛君     5番  赤澤 厚君      6番  小澤重則君     7番  松井 豊君      8番  清水正二君     9番  斉藤芳夫君     10番  米山 昇君    11番  山本今朝雄君    13番  有泉庸一郎君    14番  長谷部 集君    15番  三浦進吾君    16番  山本英俊君     17番  内藤久歳君    18番  藤原正夫君     19番  小浦宗光君    20番  池神哲子君     21番  保坂芳子君    22番  樋泉明広君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      保坂 武君      副市長     小田切正男君 教育長     勝村秀彦君      企画政策部長  有泉善人君 総務部長    坂本太久己君     市民部長    清水春雄君 生活環境部長  長田 治君      福祉健康部長  内藤光二君 建設産業部長  飯室 崇君      教育部長    奥野経雄君 会計管理者   保延克教君      上下水道部長  飯沼 覚君---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長  武川 訓       書記      山岡広司 書記      石原大助       書記      有野恵里 △開議 午後2時59分 △開議の宣告 ○議長(有泉庸一郎君) 改めまして、こんにちは。 9月16日から5日間にわたる決算審査特別委員会での議案審査、大変ご苦労さまでした。 また、9月7日から開会されました第3回定例会も、本日最終日となりました。 本日も円滑に議事が進行できますよう、議員各位並びに市当局のご協力をお願い申し上げます。 ただいまの出席議員は21人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(有泉庸一郎君) 初めに、諸報告をいたします。 報道関係者より議場内での写真の撮影の申し出がありましたので、議会傍聴規則第9条の規定により、議長においてこれを許可いたしましたので、ご報告いたします。 以上で諸報告を終わります。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(有泉庸一郎君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △認定第1号~認定第12号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(有泉庸一郎君) 日程第1、認定第1号 平成26年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件から日程第12、認定第12号 平成26年度甲斐市水道事業会計決算認定の件まで、以上12議案を一括して議題といたします。 決算審査特別委員会へ付託しておきましたので、特別委員会の審査結果の報告を求めます。 決算審査特別委員長清水正二君。 8番、清水正二君。     〔決算審査特別委員長 清水正二君登壇〕 ◆決算審査特別委員長清水正二君) 決算審査特別委員会の審査の報告を申し上げます。 去る9月15日の本会議におきまして本委員会に付託されました平成26年度甲斐市一般会計歳入歳出決算ほか11件の決算の認定につきまして審査をするため、9月16日、17日、18日、24日及び25日の5日間にわたり、決算審査特別委員会を開催いたしました。 本委員会には、委員の出席と執行部から関係各部・局長及び関係各課長等の出席を得まして審査を行い、審査の方法については、一問一答方式により行いました。 最初に、認定第1号 平成26年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、歳出・歳入ともに各款ごとに詳細かつ慎重に審査を行いました。 質疑等の概要についてでありますが、まず歳出については、再任用職員の給与は全体で幾らになっているのか。マイナンバー制度の施行に先立ち、調査を行っているのか。女性消防団員の人数は。また、活動はどんな状況か。防犯灯設置工事の新設及び取りかえ等の詳細は。ふるさと応援寄附金の額は。また、効果はどうか。市長への手紙の件数は。マイナンバー制度に切りかわる際、住民基本台帳はどうなるのか。障害者手当事業の給付内容は。帰り道ふれあい事業、学校、地域により差があるが、対応は。特別保育事業で問題点はなかったか。バイオマス産業都市を目指す中で、生ごみと燃えるごみを分別する市民の意識改革をどのようにするのか。やすらぎ聖苑の料金引き上げはいつからか。土地改良事業の水路、農道等維持管理補修箇所は。クラインガルテンの決算が赤字だが、ゆうのう敷島からの指定管理料の値上げの要望は。竜王駅魅力発信協議会について地域の推進ができていない。検討が必要ではないか。千田地区の遺跡調査では、問題なく調査は進んでいるのか。玉幡公園には以前から防犯カメラは設置されていたのか。創甲斐教育の目標値の達成状況は。要保護と準要保護の学校別の内訳は。給食関係でアレルギーの事故はあったか。文化財調査委託料の基準は、などの質問がございました。 歳入については、法人市民税の中で均等割と法人割の内訳はどうなっているのか。ゴルフ場利用税交付金の内訳は。火葬場の使用料の前年度との比較は、などの質疑がありました。 なお、そのほか多くの委員から多数の活発な質疑がありましたが、詳細については会議録にとどめてありますので、ご了承を願います。 討論は、歳入では、資産家優遇税制株式等譲渡所得予算執行されている。課税最低限の事実上の引き上げ配偶者控除の廃止、縮小をやめ、大企業の法人税引き下げも廃止すべきである。 また、歳出では、消防費、民生費、衛生費及び小・中学校の改修、耐震化国保税据え置き等は評価しているが、特別障害者手当特別扶養手当の減額、老齢加算廃止を初め、生活保護費の減額は控えるべきなど、反対討論が行われました。 起立採決の結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第2号 平成26年度甲斐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 次に、認定第3号 平成26年度甲斐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論は、高齢者を二分した特例の制度であり、高齢者にしわ寄せが来る制度自体に問題があり、抜本的に見直すべきであるという反対討論が行われました。 起立採決の結果、賛成多数により、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第4号 平成26年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論は、平成26年度は第5期の最終年である。第4期に比べ2割の保険料がふえている。低所得者や年金受給者などの高齢者にもっと援助すべきであるという反対討論が行われました。 起立採決の結果、賛成多数により、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 次に認定第5号 平成26年度甲斐市介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものと決定しました。 次に、認定第6号 平成26年甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものと決定しました。 次に、認定第7号 平成26年度甲斐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものと決定しました。 次に、認定第8号 平成26年度甲斐市地域し尿処理施設特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものと決定しました。 次に、認定第9号 平成26年度甲斐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものと決定しました。 次に、認定第10号 平成26年度甲斐市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものと決定しました。 次に、認定第11号平成26年度甲斐市合併浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定の件を議題とし、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 次に、認定第12号 平成26年度甲斐市水道事業会計決算認定の件を議題とし、水道事業報告書及び水道事業決算書により、詳細かつ慎重に審査を行いました。 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものと決定しました。 以上で、決算審査特別委員会の報告を終わります。 ○議長(有泉庸一郎君) 決算審査特別委員会委員長の報告が終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ないようですので、委員長に対する質疑を終わります。 ご苦労さまでした。 以上で決算審査特別委員長の報告を終わります。 これより認定第1号から認定第12号までの12議案を議案ごとに討論、採決いたします。 初めに、認定第1号 平成26年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件の討論、採決を行います。 初めに、討論を行います。 討論の通告がありますので、順次これを許します。 初めに、22番、樋泉明広君。 ◆22番(樋泉明広君) 22番、日本共産党甲斐市議団樋泉明広です。 認定第1号 平成26年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定反対討論を行います。 本決算は、歳入歳出それぞれ268億2,036万、251億5,349万、差し引き16億6,687万円になっております。 歳入では、資産家優遇税制株式等譲渡所得予算執行され、特定扶養控除縮減年少扶養控除の廃止等が市民の一部税負担につながっております。課税最低限の事実上の引き下げ、配偶者控除の廃止、縮小をやめて大企業の法人税引き下げ、税金逃れの研究開発減税連結納税制度は廃止すべきであります。また、地方消費税交付金7億5,700万円も市民が負担したものであり、消費税10%に引き上げられたら家計も日本経済も破たんし、その影響は計り知れません。 また、住民税均等割の復興増税500円と森林環境税500円の計1,000円増税も、市民の負担になっております。昨年値上げをした学校給食費が、対前年度比1,830万円の増収に、さらにやすらぎ聖苑の使用料引き上げも納得できません。全国的にギャンブル依存症が問題になっている公営賭博場サテライト双葉の売り上げ5,800万円が基金に繰り入れられているのも、納得できません。 歳出では、消防防災費を初め民生費、衛生費や、小・中学校の改修、耐震化、国保税の据え置き、平成28年度から小学校6年生までの重度心身障害児の医療費の無料化の復活は、評価したいと思います。 また、3年生の医療費無料化、利用しにくい耐震リフォーム制度の改善と同時に、地域経済に効果のある住宅リフォーム制度も導入すべきであります。安倍政権環太平洋連携協定TPPに参加容認の情勢下で、参加容認反対と同時に、甲斐市の農業、商業を守る事業にさらに力を入れることを切望します。 また、軽自動車税原付自動車税引き上げも待っております。 また、老齢加算初め住宅扶養費、冬期加算削減など、生活保護費の減額は控えるべきであります。 また、個人情報漏えいが国際的に問題になっているマイナンバー制の導入にも異議を申し立てます。 さらに、全ての小・中学校エアコン設置と第3次行政改革も市民の負担軽減とサービス向上を基本に見直すべきであります。安倍内閣は、破たんしたアベノミクスの装いをかえた新三本の矢の経済政策を打ち出しております。ところが、一方、年金給付の削減、介護保険料後期高齢者医療保険料引き上げ、日本の農業つぶし農業委員会法や農協法、農地法改革も進め、10%の消費税増税など、国民生活日本経済も破たんする動きを続けております。さらに、安保関連法案の強行採決で集団的自衛権行使を中心に、再び戦争ができる国に変えようとしております。国会と国民の声を憲法9条立憲主義、民主主義を無視して成立させた戦争法は、断じて容認できません。 甲斐市政が市民の暮らしと命を第一に、安倍政権国民いじめ、平和破壊の政治から、市民の安全・安心な生活を守る防波堤になっていただくよう切望し、反対討論といたします。 以上であります。 ○議長(有泉庸一郎君) 次に、3番、五味武彦君。 ◆3番(五味武彦君) 3番、創政甲斐クラブ五味武彦でございます。 認定第1号 平成26年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件について、賛成の立場から討論いたします。 国においては、まち・ひと・しごと創生法に基づき、日本全体の人口の将来展望を踏まえ、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定したところですが、これを踏まえ、地方においても地方人口ビジョン地方版総合戦略の策定が進み、具体的な事業が、今後、本格的に推進することとなります。本市におきましても、この総合戦略に沿うとともに、地方人口ビジョンに基づく地方版総合戦略を策定する中、効果的な予算執行が求められております。 このような状況の中、歳入においては、決算額は268億2,036万4,403円で、前年度対比0.1%の減額となっております。 歳入の約3割を占める市税においては、調定額が前年度対比0.9%の減となった中、収入済額で0.8%、収納率では1.56%の引き上げを実施し、財政調整基金公共施設等整備基金を有効に活用して、堅実な財政の確保を図った努力がうかがえます。 また市債においては、地方交付税において元利償還金が措置される合併特例債臨時財政対策債を活用しつつ、市債については将来負担となることから、発行を必要最低限にとどめ、将来に向かって健全な財政運営を可能とするため、市政全般にわたって市民福祉の向上に果敢に取り組む姿勢は、評価するところであります。 次に、歳出でありますが、決算額は251億5,349万872円で、前年度対比1.7%の減額となっています。 増加する社会保障関係経費に的確に対応する中で、甲斐市総合計画を踏まえ、政策課題の着実な推進と健全財政の堅持を基本に、緑と活力あふれる生活快適都市及び創甲斐教育の実現に向け、施策の選択と集中を図る中、主要事業である塩崎駅周辺整備事業幹線道路整備事業などを執行するとともに、竜王小学校竜王北中学校敷島中学校屋内運動場つり天井改修工事等、安心して学べる教育環境の整備にも対応するなど、選択と重点的な予算配分により、市民生活に直接かかわる事業に対して最大限の配慮をした予算執行がなされているものと総括することができます。 一方、主な財政分析指標を見ると、財政構造の弾力性を判断する経常収支比率は84.9%で、前年度に比べ1.7%上昇しており、また、財政健全化指標の将来負担比率においても3.5ポイントの上昇が見られ、今後、少子高齢化社会が着実に進展している状況を鑑みると、より一層の歳出削減歳入確保が求められると考えます。 平成26年9月に市制施行10周年の節目の年を迎え、新たな一歩を踏み出した本市におきまして、将来を見据えた的確な判断と、臨機応変な実行力を備えた財政運営に期待し、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(有泉庸一郎君) 討論の通告は以上であります。 討論を終了いたします。 これより認定第1号を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、認定第1号 平成26年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第2号 平成26年度甲斐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論の通告がありませんので、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第2号は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第3号 平成26年度甲斐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件の討論、採決を行います。 初めに、討論を行います。 討論の通告がありますので、順次、これを許します。 初めに、7番、松井豊君。 ◆7番(松井豊君) 7番、日本共産党甲斐市議団、松井豊です。 認定第3号 平成26年度甲斐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算反対討論を行います。 この制度は発足7年目になります。最も医療の必要な後期高齢者を本保険から切り離し、自己責任にすることによって、より厳しい負担を強いられるだけでなく、高齢者が増加すればするほど保険料が上がる仕組みになっていることが、大きな問題です。天引きのため、強制徴取している。未納者などは少なく見えますが、年金の改悪で高齢者の生活は困難を増しています。短期保険証も数百人に上ると見られています。 加えて、ことしからマクロ経済スライドによって、今後30年間切れ目なく年金が引き下げられようとしています。他の国には例のないこの結果を持つこの制度に反対するのは、当然のことと考えます。速やかに制度の抜本見直しを行うよう主張し、反対討論とします。 以上です。
    ○議長(有泉庸一郎君) 次に、5番、赤澤厚君。 ◆5番(赤澤厚君) 5番、新政クラブ、赤澤厚でございます。 認定第3号 平成26年度甲斐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件について、賛成討論を行います。 後期高齢者医療制度は、国民皆保険制度のもと、誰もが安心して医療を受けられる医療制度を実現するとともに、少子高齢化、経済情勢の変化に対応し、これからも持続可能な公的医療保険制度を目指すものであります。 また、本医療制度は、窓口負担分を除く医療費を公費、現役世代からの支援金、被保険者からの保険料によって負担し、75歳以上の方々の医療を国民みんなで支える仕組みとなっておりまします。本医療制度は、超高齢化社会を迎える中、非常に重要な役割を担っていると考えております。 さて、後期高齢者医療制度都道府県単位の広域化を採用し、広域連合が運営し、健全な財政運営に努めております。また、市では、保険料収納率の向上に努力し、平成26年度決算では、保険料現年度分99.6%と高い収納率を維持しており、評価をするところであります。今後も、高齢者が安心して医療を受けられる後期高齢者医療制度を維持するため、より一層の努力を要望いたしまして、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(有泉庸一郎君) 討論の通告は以上であります。 討論を終了いたします。 これより認定第3号を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、認定第3号 平成26年度甲斐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の件は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第4号 平成26年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件の討論、採決を行います。 初めに、討論を行います。 討論の通告がありますので、順次、これを許します。 初めに、7番、松井豊君。 ◆7番(松井豊君) 7番、日本共産党甲斐市議団、松井豊です。 認定第4号 平成26年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定反対討論を行います。 本決算は、第1号被保険者の保険料が4期に比べ19.5%、9,600円引き上げられたものであります。 市においても、さまざまな努力をされており、一定の改善や職員の努力も評価したいところですが、介護保険は地方自治体の自治事務であり、法的な拘束力はないと政府が認めており、低所得者や年金生活で厳しい暮らしを強いられる高齢者の生活実態を考慮して、次年度の予算にも改善を反映すべきであります。自治体にも問題はありますが、特に、国の負担割合が25%から30%に引き上げられるだけで、保険料を上げずに済むことは明らかです。 多くの反対を押し切って、平成とともに始まった消費税の徴収は、来るべき高齢化社会の福祉の充実を口実にしていました。累積すると200兆円を超える消費税を徴収しながら、福祉については何の改善も見られないばかりか、改悪一方です。これは明らかに国民を欺くものと言わざるを得ません。 今後の政府の介護保険制度の改悪に反対するとともに、本市の介護保険料、利用料の引き下げに力を注ぎ、本年度から始まっております第7次高齢者保健福祉計画、第6期介護保険事業計画が真に高齢者の健康福祉、介護の充実に役立つ計画として進められることを期待しまして、反対討論とします。 以上です。 ○議長(有泉庸一郎君) 次に、1番、金丸幸司君。 ◆1番(金丸幸司君) 1番、公明党の金丸幸司です。 認定第4号 平成26年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論いたします。 急激な高齢化の進展に伴い、要介護認定者等の増加と介護サービスの利用も年々増加が見込まれ、今後も厳しい財政運営が続くものと思われます。 このような状況の中、介護保険制度は今や必要不可欠な社会保険制度であり、平成26年度までは第5期介護保険事業計画に基づき、運営を行ってきているところであります。 平成26年度介護保険特別会計の歳入歳出決算には、住みなれた地域で自分らしい暮らしを可能な限り継続できるよう、地域包括支援センターを中心とした高齢者の相談や介護予防事業など創意工夫された健全な財政運営がうかがえ、第5期介護保険事業計画の総決算として総合的な事業施策を適正に執行しております。 今後も、認知症高齢者等の増加も予想され、より地域に密着したケア体系の構築、介護サービスの充実が求められることから、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みをさらに推進する第6期介護保険事業計画に沿った適正な事業執行を期待し、賛成の討論といたします。 以上です。 ○議長(有泉庸一郎君) 討論の通告は以上であります。 討論を終了いたします。 これより認定第4号を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、認定第4号 平成26年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第5号 平成26年度甲斐市介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論の通告がありませんので、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第5号は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第6号 平成26年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第6号は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第7号 平成26年度甲斐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第7号は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第8号 平成26年度甲斐市地域し尿処理施設特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第8号は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第9号 平成26年度甲斐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第9号は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第10号 平成26年度甲斐市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第10号は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第11号 平成26年度甲斐市合併浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第11号は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。 続いて、認定第12号 平成26年度甲斐市水道事業会計決算認定の件は、討論を省略し、採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第12号は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定されました。--------------------------------------- △議案第58号の上程、質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○議長(有泉庸一郎君) 日程第13、議案第58号 平成27年度甲斐市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 初めに、市長より提出議案の概要説明を求めます。 保坂市長。     〔市長 保坂 武君登壇〕 ◎市長(保坂武君) 決算審査、ご苦労さまでした。ありがとうございます。 それでは、続きまして、追加提案いたしました議案につきまして、ご説明を申し上げます。 議案第58号 平成27年度甲斐市一般会計補正予算(第3号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,000万円の追加補正をお願いするものであります。 今回の補正につきましては、総務省のモデル事業として全国14自治体として100%の委託金を受け、甲斐市バイオマス産業都市構想における発電事業とあわせ、熱エネルギー事業など将来展望に向けたプロジェクト事業の基礎調査、事業検証などを行うものであり、策定の委託事業等の経費を計上したところであります。なお、詳細につきましては担当部長から説明をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(有泉庸一郎君) 市長の説明が終わりました。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております議案第58号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 したがって、議案第58号は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより、議案第58号の詳細説明を求め、説明の後、質疑、討論、採決をいたします。 議案第58号の詳細説明を求めます。 有泉企画政策部長。     〔企画政策部長 有泉善人君登壇〕 ◎企画政策部長(有泉善人君) ご説明を申し上げます。 今回、補正をいたしました内容につきまして、詳細説明をいたします。 今回、補正をいたしました総額3,000万円につきましては、総合戦略事業として補正をするものでございます。先ほど市長から説明がありましたように、国の委託事業として100%の補助事業を活用して行うものでございます。 具体的な事業内容につきましては、甲斐市バイオマス推進機構、甲斐市バイオマス産業都市構想の中にうたわれております、発電事業から発生する余熱の利用を検証するものでございます。具体的には、地域内で発生する余熱の量、それから需要量、それから地域内における活用できる施設、それと活用に当たっての資金調達の構造、また、活用にするに当たっての構成団体等の体系の調査、これらを甲斐市といたしまして、国の委託事業を導入しまして実施するところでございます。こちらにつきましては、今年度甲斐市の中で調査研究をいたしまして、来年の3月には国にこの評価結果を報告するという事業でございますので、甲斐市としても発電事業から派生する地域の活性化に向けての事業として、この事業の中でしっかりと検証していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(有泉庸一郎君) 説明が終わりました。 ここで暫時休憩します。 △休憩 午後3時46分 △再開 午後4時28分 ○議長(有泉庸一郎君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 これより議案第58号の説明に対する質疑を行います。 質疑ございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ないようですので、説明に対する質疑を終了します。 これより討論を行います。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) 討論なしと認めます。これで討論を終了します。 これより議案第58号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第58号 平成27年度甲斐市一般会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △請願第27-2号及び請願第27-3号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(有泉庸一郎君) 日程第14、請願第27-2号 「戦争法案」に反対する意見書提出を求める請願書から日程第15、請願第27-3号 「安全保障関連法案」の今国会における慎重な審議を求める請願書を一括して議題といたします。 総務教育常任委員会へ付託しておきましたので、総務教育常任委員会の審査結果の報告を求めます。 総務教育常任委員長、三浦進吾君。 15番、三浦進吾君。     〔総務教育常任委員長 三浦進吾君登壇〕 ◆総務教育常任委員長(三浦進吾君) 総務教育常任委員会から報告をさせていただきます。 6月定例会初日に、総務教育常任委員会に付託され、継続審査となっておりました請願第27-2号 戦争法案に反対する意見書提出を求める請願書と、本定例会初日に総務教育常任委員会に付託されました、請願第27-3号 安全保障関連法案の今国会における慎重な審議を求める請願書の審査結果について報告をいたします。 なお、詳細はさきに配付しました報告書に記載してありますので、要点のみの報告とさせていただきます。 9月11日に委員会を開催し、紹介議員より説明を受け、審査を行いました。 請願ごとに順次報告いたします。 まず、請願第27-2号 「戦争法案」に反対する意見書提出を求める請願書について報告をいたします。 主な内容として、この法案は、集団的自衛権の行使容認を決めた昨年7月1日に閣議決定を具体化したもので、法案1、存立危機事態の名のもとに他国が行う戦争に自衛隊が従来の戦闘地域まで行って支援する。2、戦乱が続く地域で、人道復興支援だけでなく武器を使って治安維持活動を行う。3、米国主導の戦争に派兵し、戦闘地域まで行って兵站支援するなど、憲法9条の下で歴代政府が設けてきた歯どめを投げ捨てるものである。このことから国民の生命を脅かし、慎重審議さえおろそかにする安全保障法案の成立に反対するため、意見書を提出することを請願するものであります。戦争法案ということで不採択、集団的自衛権行使、これこそまさに憲法を踏みにじる海外で武力行使であることから、採択の意見がありました。起立採決の結果、賛成少数により不採択するものと決定いたしました。 次に、請願第27-3号 安全保障関連法案の今国会における慎重な審議を求める請願書について報告いたします。 主な内容として、この法案は、昨年7月1日に閣議決定した集団的自衛権の行使を盛り込んだものであり、歴代の政府はこれまで海外での戦争や紛争に自衛隊を派遣した際、非戦闘地域でしか支援活動はできないという歯どめを設けていた。しかし、政府は新3要件を満たせば非戦闘地域に限定しないことを明らかにしたが、自衛隊の他国軍の戦闘行為に加担する不安はぬぐえないという思いが国民の中に広がっている。このことから、政府は安全保障関連法案に対する国民への十分な説明責任を果たしてもらいたく、意見書を提出することを請願するものであります。法案に対する反対ではなく、慎重審議を求めるものであるので採択、文面の中で海外や紛争に自衛隊を派遣した際とあるが、あり得ない。また、非戦闘地域でしか支援活動はできないという歯どめについては、これからもかけていく。さらに、他国軍の戦闘行為に加担するとあるが、それはできないこととしている。このようなことが納得できず、不採択との意見がございました。起立採決の結果、賛成多数により採択すべきものと決定いたしました。 以上で、本委員会に付託されました請願第27-2号及び請願第27-3号の審査報告を終わります。 ○議長(有泉庸一郎君) 総務教育常任委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ないようですので、委員長の報告に対する質疑を終わります。 ご苦労さまでした。 これより日程第14、請願第27-2号 「戦争法案」に反対する意見書提出を求める請願書は討論、採決を行います。 初めに、討論を行います。 討論の通告がありますので、これを許します。 7番、松井豊君。 ◆7番(松井豊君) 7番、日本共産党甲斐市議団、松井豊です。 賛成討論を行わせていただきます。 この安保法制、いわゆる戦争法案に反対する理由を、改めて4点指摘したいと思います。 1つは、憲法違反は明白だということです。国民の6割以上が違憲と考え、憲法学者の98%、これは報道ステーションの6月の調査で150人の憲法学者に聞いたところ、98%が違憲であると判断をしています。加えて、歴代内閣法制局長官、山口最高裁判所長官も違憲が明白だとしていますので、もはや結論は明らかです。憲法98条1項では、この憲法は国の最高法であって常軌に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない、否定をしています。 2つ目は、国民が全く納得していないということです。衆議院でも強行採決の際も、8割以上が政府の説明は不十分だと指摘をしています。参議院でも疑惑は深まる一方で、説明不能で審議中断は100回を超えました。自衛隊の戦争計画ともいえる内部文書の存在、さらに自衛隊の河野統幕長が、昨年12月の段階で戦争法案は来年の夏までに終了すると米軍幹部と約束したことも明らかになり、明らかに軍の暴走ですが、これについて政府の明確な説明もなく、証人喚問にも応じていない状況があります。強行採決の後も8割の国民が納得をしていないことは、アンケート調査でも明らかなとおりです。 さらに3つ目の問題は、国民の声を無視しているということです。8月30日だけでも国会を12万人が包囲し、全国千か所以上、数十万人が行動しました。60年安保のときと違い、自由な個人が自主的に参加したという点では日本社会に新しい変化と展望をもたらしていると言えますが、そうした国民の声を無視しているというところが大いに問題です。 そして4つ目は、安倍首相の政治姿勢の問題です。みずからタカ派改憲論者と名乗ってきた慶応大学の小林名誉教授が戦争法案反対の先頭に立っていることは、ご存じのとおりです。小林教授はこう言っています。ある新聞の中です。自分は34年、自民党のエリートたちと日本の安全について論議してきたと。1億人を守るためなら3,000人くらい戦死しても誤差のうちだ。そんな論議もしてきたけれども、年をとり子供もできると、自衛隊員も木の股から生まれるわけではないから、できるだけ血を流さずにやろうというふうには考えるようになった。しかし、安倍首相は国民の安全とか平和について何も考えていない。とにかくアメリカと一緒になって戦争がしたいだけだ。自分にはそうとしか見えないと言っています。それをあらわすようなことが最近ありました。8月21日の参議院の特別委員会で、民主党の蓮舫議員が中谷防衛相の間違いを指摘したのに対し、安倍首相がそんなことどうでもいいじゃんと自席から野次を飛ばしたそうです。蓮舫議員に抗議され、特別委員長にも自席での発言は控えてほしいと注意されると、渋々発言を取り消したそうですが、国民の命にかかわる問題がどうでもいいとは何ということでしょうか。本音はこちらには数があるんだ、早く審議を打ち切って採決しろということでしょうが、これが一国の首相の発言と言えるでしょうか。 以上、4つの点について指摘をし、この事実上の戦争法案について反対することを訴え、賛成討論といたします。 ○議長(有泉庸一郎君) 討論の通告は以上であります。 討論を終了いたします。 これより請願第27-2号を採決いたします。 本案に対する総務教育常任委員長の報告は不採択であります。 よって、本案は原案について起立により採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご着席ください。 起立少数であります。 よって、請願第27-2号 「戦争法案」に反対する意見書提出を求める請願書は不採択とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(有泉庸一郎君) 続いて、日程第15、請願27-3号 「安全保障関連法案」の今国会における慎重な審議を求める請願書については、取り下げしたい旨の申し出があります。 この際、請願第27-3号 取り下げの件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) 異議なしと認めます。 よって、請願第27-3号 取り下げの件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △請願第27-3号の取り下げの件 ○議長(有泉庸一郎君) 追加日程第1、請願第27-3号 取り下げの件を議題といたします。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております請願第27-3号取り下げの件については、これを承認することにご異議ありませんか。 松井議員。 ◆7番(松井豊君) 取り下げについては、私、紹介議員として請願者と話をしましたので、その点については特に異議ありません。ただ、請願者から、ぜひ議会で意見として述べてほしいと言われました。先ほどのときに、ついでに言えばよかったんですが、議長には既にお話はしましたので、よろしいですか。 ○議長(有泉庸一郎君) すみません。松井議員、前に意見を言ってもらわないと、今もう、取り下げの件についてのご異議を今あるかどうかで今諮っているところですので。 ◆7番(松井豊君) 意見としてぜひ述べてほしいということを言われましたので。先ほどの反対意見のときに言えばよかったんですが、ちょっとこちらでもうっかりしてしまいましたので、ぜひ言ってほしいということで。 ○議長(有泉庸一郎君) ただいま議題となっております請願第27-3号の取り下げの件については、これを承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第27-3号 取り下げの件は承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △同意第3号の上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○議長(有泉庸一郎君) 日程第16、同意第3号 公平委員会委員の選任の件を議題といたします。 市長より提出議案の説明を求めます。 保坂市長。     〔市長 保坂 武君登壇〕 ◎市長(保坂武君) ご苦労さまです。引き続き、よろしくお願いいたします。 同意第3号 公平委員会委員の選任の件を提案いたします。 次の者を公平委員会委員に選任したいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めます。 住所、甲斐市龍地4997番地1。 氏名、古屋秀雄。 生年月日 昭和20年8月12日 提案理由、公平委員会委員、古屋秀雄氏の任期満了に伴う選任のためであります。これがこの案件を提出する理由であります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(有泉庸一郎君) 市長の説明が終わりました。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております。同意第3号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 したがって、同意第3号は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより同意第3号の質疑、討論、採決を行います。 初めに、質疑を行います。 質疑ございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ないようですので、説明に対する質疑を終了します。 これより討論を行います。 討論ありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより同意第3号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 したがって、同意第3号 公平委員会委員の選任の件は、原案のとおり同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(有泉庸一郎君) ここであらかじめ申し上げます。 本日の会議は時間を延長して行いますので、ご了承願います。--------------------------------------- △発議第1号の上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決 ○議長(有泉庸一郎君) 日程第17、発議第1号 甲斐市議会会議規則の一部改正の件を議題といたします。 提出者より議案の説明を求めます。 議会運営委員会委員長、山本今朝雄君。 11番、山本今朝雄君。     〔議会運営委員長 山本今朝雄君登壇〕 ◆議会運営委員長(山本今朝雄君) 甲斐市議会会議規則の一部改正につきまして、ご説明を申し上げます。 上記につきましては、地方自治法第109条第6項及び甲斐市議会会議規則第14条第2項の規定により提出をするものであります。 それでは、皆様方のお手元に配付してあります資料をごらんをいただきたいと思います。 提案の理由といたしましては、近年の男女共同参画の状況に鑑み、地方議会においても男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため所要の改正を行う必要があり、本議案を提出する理由であります。 まず初めに、甲斐市議会会議規則の第2条の改正の件でありますが、ここに第2条が立ってありませんので、ちょっと条文を読ませていただきます。第2条は、本会議への欠席の届け出であり、議員は次項のため出席できないときはその理由をつけ、当日の会議時刻までに議長に届け出なければならないとあります。この第2条の条文に、次の1項、2ですね、議員は出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができるを加えまして、第2条第2項といたします。 次に、第91条でございますけれども、同じく甲斐市議会規則第91条の改正ですが、91条も第2条と内容は全く同じであります。第2条は、本会議を指します。第91条は委員会を指しまして、条文の中で、本会議の場合は議員、それから委員会の場合は委員ということになります。この第91条に、次の1項、この2ですね。やはり先ほどの改正と全く内容は同じになりますが、委員は出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ委員長に欠席届を提出することができる、これを加えまして第91条第2項となります。 いずれも改正の内容につきましては、男女共同参画に鑑みまして、地方議会において女性議員が安心して活躍できるよう議会活動を促進するための環境の整備であり、会議への欠席、委員会の欠席に関する同様の規則の一部改正を行うものでありまして、議員皆様方のご理解とご協力をいただきたいと思います。 なお、この規則は公布の日から施行いたします。何分にもご協力をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(有泉庸一郎君) 委員長の説明が終わりました。 委員長の説明に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ないようですので、委員長の説明に対する質疑を終わります。 ご苦労さまでした。 ただいま議題となっております発議第1号は、委員会提出議案のため会議規則第37条第2項の規定により委員会へ付託しませんので、これより討論、採決を行います。 初めに、討論を行います。 討論ございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) 討論なしと認めます。 これより発議第1号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第1号 甲斐市議会会議規則の一部改正の件は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員派遣の件 ○議長(有泉庸一郎君) 日程第18、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員派遣については、お手元に配付したとおり、「甲斐市内指定文化財研修」へ議員を派遣したいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配付したとおり、議員を派遣することに決定いたしました。--------------------------------------- △委員会の閉会中の継続審査申し出の件 ○議長(有泉庸一郎君) 日程第19、委員会の閉会中の継続審査申し出の件を議題といたします。 総務教育常任委員長、厚生環境常任委員長、建設経済常任委員長、議会広報常任委員長、議会運営委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、所管事務事項及び調査中の事件等について閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(有泉庸一郎君) ご異議なしと認めます。 よって、各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(有泉庸一郎君) 以上で、本定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。 これをもちまして、平成27年甲斐市議会第3回定例会を閉会いたします。 長時間にわたり、ご苦労さまでした。 △閉会 午後4時57分地方自治法第123条の規定により署名する。 平成  年  月  日         議長      有泉庸一郎         署名議員    金丸 寛         署名議員    赤澤 厚         署名議員    小澤重則...